www付き申請とSAN補完に関する仕様上の注意点
2025年07月07日
SSLサーバ証明書を「www.example.com」で申請したにもかかわらず、
「example.com」へのアクセス時に証明書エラーとなるケースがあります。
この事象は、FujiSSLで証明書を発行している認証機関の設計仕様によるものであり、システムの不具合ではありません。
主な原因
1. SANへの自動追加ルール
FujiSSLでは、申請時のコモンネーム(CN)に対して、以下のようなサブジェクト代替名(SAN)の自動補完ルールが存在します。
| CN(申請時のコモンネーム) | 自動的に追加されるSAN |
|---|---|
| example.com | なし(www.example.comは追加されない) |
| www.example.com | example.com |
そのため、www無しで申請した場合にwww.example.comが含まれないのは、仕様上の正常な挙動です。
2. DCV(ドメイン認証)方式の影響
HTTPやHTTPSファイル認証方式を用いた場合、認証対象が「www.example.com」のみの場合、ベースドメインである「example.com」は認証されていないため、証明書にも含まれません。
注意事項
・www無しドメインで申請した場合でも、付きのドメインは自動で含まれない仕様です。
・ファイル認証(CSR Hash方式)の場合、ベースドメイン側に検証ファイルが存在しないと、自動的に除外されることがあります。
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