WHOISベースのメールアドレスによるドメイン認証(DCV)廃止について
2025年06月16日
平素よりFujiSSLをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、証明書発行業界における共通ルール改定に伴い、2025年5月31日をもって、WHOIS情報に掲載されている連絡先メールアドレス宛へのドメイン認証(DCV)が廃止されることが決定いたしました。
廃止となるドメイン使用権確認
対象となるのは、WHOISに記載されたRegistrant/Admin/Tech等の管理者連絡先メール宛に送信されるメールによるドメイン使用権確認です。
今後の対応方法
WHOISベースのメールアドレスを使ったDCVをご利用中のお客様は、以下のいずれかの方法にご変更いただく必要があります:
・以下のメールドレス宛へ確認メールを送信するメール認証方式
admin@<ドメイン名>
administrator@<ドメイン名>
hostmaster@<ドメイン名>
postmaster@<ドメイン名>
webmaster@<ドメイン名>
・公開ウェブサイトへファイルを設置するファイル認証方式
・申請ドメインのDNSに指定のCNAMEレコードを登録・反映するDNS認証方式
お客様の管理状況に応じ、WHOIS連絡先に代わる認証方法をご検討ください。
背景について
この仕様変更は、GDPRなどの個人情報保護強化により、多くのレジストラがWHOIS情報のプライバシー保護を強化している現状を踏まえたもので、CA/Browser Forumのルール改定に準拠したものです
お客様の管理状況に応じ、WHOIS連絡先に代わる認証方法をご検討ください。