IIS 8.x / 8.5 / 10 以降を対象とした、FujiSSL サーバー証明書の設定手順です。IIS 上で CSR を作成した場合は、発行された証明書を「保留中の要求の完了」で取り込みます。別サーバーで作成した証明書を移行する場合は、末尾の「PFX で取り込む場合」をご参照ください。
1. サーバー証明書のインストール(保留中の要求の完了)
- 「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー」を起動し、左ツリーでサーバー名を選択します。
- 中央ペインの「サーバー証明書」をダブルクリックします。
- 右ペインの「証明書の要求の完了...」をクリックします。
- 「証明機関の応答が含まれるファイル名」に、発行された証明書ファイル(
.cer/.crt)を指定します。 - 「フレンドリ名」に分かりやすい名前(コモンネーム推奨)を入力し、証明書ストアは「個人」を選択して「OK」をクリックします。
重要:この操作は、CSR をこの IIS サーバー上で作成した場合のみ有効です(秘密鍵と紐づけられます)。CSR を別環境で作成した場合は、この手順では取り込めません(末尾の PFX 手順へ)。
2. 中間CA証明書のインストール(必要な場合)
通常はサーバー証明書のインストール時に自動でチェーンされますが、ブラウザで「信頼されていない」等の警告が出る場合は、中間CA証明書を手動で取り込みます。
mmcを起動し、「ファイル」→「スナップインの追加と削除」→「証明書」→「コンピューター アカウント」→「ローカル コンピューター」を追加します。- 「証明書(ローカル コンピューター)」→「中間証明機関」→「証明書」を右クリック →「すべてのタスク」→「インポート」。
- 中間CA証明書ファイル(
pfwsr2ca.txt等)を指定して取り込みます。
3. SSL バインドの設定
- IIS マネージャーの左ツリーで、対象のサイトを選択します。
- 右ペインの「バインド...」をクリック →「追加」。
- 種類「https」、IP アドレス「未使用の IP すべて」、ポート「443」を指定します。
- 「SSL 証明書」で、手順 1 でインストールした証明書を選択します。
- 1 台で複数ドメインの証明書を運用する場合は「サーバー名表示(SNI)を要求する」にチェックし、ホスト名を入力します。
- 「OK」で保存します。
4. 反映の確認
- 対象サイトを再起動(または「サイトの管理」→「再起動」)します。
- ブラウザで
https://(対象ドメイン)/にアクセスし、鍵マークが表示され警告が出ないことを確認します。 - 証明書チェーンの確認ツール:https://cryptoreport.fujissl.jp/certParse.php
更新(再発行)の場合
更新時に新しい CSR を IIS で作成して再発行した場合は、手順 1〜4 をそのまま実施し、手順 3 のバインドで新しい証明書を選択し直してください。CSR を作り直していない(同一秘密鍵の)場合も、発行された証明書を手順 1 で取り込み、バインドを選択し直します。
PFX で取り込む場合(別サーバーで作成した証明書の移行)
秘密鍵を含む .pfx ファイルがある場合は、「サーバー証明書」→「証明書のインポート...」から .pfx とパスワードを指定して取り込み、手順 3 でバインドします。