mod_ssl 2.0.45 以降を対象とした、FujiSSL サーバー証明書の設定手順です。新規導入・更新のいずれも同じ手順でご利用いただけます。設定前に、発行された「サーバー証明書」「中間CA証明書」と、CSR 作成時の「秘密鍵」がお手元にあることをご確認ください。

ご用意いただくファイル

種別ファイル例入手元
サーバー証明書Bxxxxxx.txt(例: server.crt発行通知メール/ユーザポータル
中間CA証明書pfwsr2ca.txt発行通知メール/ユーザポータル
秘密鍵server.keyCSR 作成時にサーバー上で生成したもの

秘密鍵について:秘密鍵はメールに含まれません。CSR を作成したサーバー(またはご担当者)に保管されています。CSR を代行作成された場合は、その作成者へ保存場所をご確認ください。

1. 証明書ファイルの配置

ダウンロードした証明書を任意のディレクトリに配置します。mod_ssl では、サーバー証明書と中間CA証明書を 1 つのファイルに連結して指定する方法を推奨します(チェーンが確実に検証されます)。

# サーバー証明書 + 中間CA証明書 を連結(順序に注意:サーバー証明書が先)
cat server.crt pfwsr2ca.txt > /etc/pki/tls/certs/combined.crt

# 秘密鍵を配置(パーミッションは 600 を推奨)
mv -i server.key /etc/pki/tls/private/server.key
chmod 600 /etc/pki/tls/private/server.key

2. 設定ファイルの編集(httpd.conf / ssl.conf)

SSL 用の VirtualHost に、以下のディレクティブを設定します。

<VirtualHost *:443>
    ServerName www.example.net
    SSLEngine on

    # サーバー証明書+中間CA証明書を連結したファイル
    SSLCertificateFile    /etc/pki/tls/certs/combined.crt
    SSLCertificateKeyFile /etc/pki/tls/private/server.key
</VirtualHost>

Apache のバージョンによる違い: Apache 2.4.8 以降は、中間CA証明書を SSLCertificateFile に連結(combined.crt 方式)してください。SSLCertificateChainFile は非推奨です。Apache 2.4.7 以前/mod_ssl 2.0.45〜では個別指定も可能で、その場合は SSLCertificateChainFile /etc/pki/tls/certs/pfwsr2ca.txt を追記します。

3. 設定の確認と Apache の再起動

再起動の前に、必ず構文チェックを実行してください。

# 構文チェック(Syntax OK と表示されればOK)
apachectl configtest

# 反映(無停止リロード)
apachectl graceful

# ディストリビューションによっては次のいずれか
# systemctl restart httpd      (RHEL 系)
# systemctl restart apache2    (Debian/Ubuntu 系)

4. 導入後の確認

  • ブラウザで https://(対象ドメイン)/ にアクセスし、鍵マークが表示され警告が出ないことを確認します。
  • 証明書の内容は確認ツールでもチェックできます:https://cryptoreport.fujissl.jp/certParse.php
  • 「中間証明書が未設定」の警告が出る場合は、手順 1・2 の連結(combined.crt)が正しく反映されているか再確認してください。